RSA 2003(米国,サンフランシスコ)   2003.04.13-17

  1. 参加者 : 宮地助教授

  2. 学会の様子

    第3回目の RSA-conference で開かれる暗号関連の session である.
    アクセプト率は 26/97 (27%) である.米国,UK,日本,韓国,
    フランス,イタリア,ドイツ,ベルギー,デンマーク,カナダ,オーストラリア
    の発表があった.米国からの発表が圧倒的に多く,日本からの発表は
    2件であった.
    MAC に関する安全性,鍵進化暗号関連,pairing ベースの暗号系の構築
    に関する発表など,最近の流行のトピックを特定の分野に偏らず
    発表している.
    RSA 会議はセキュリティ関連の展示会場を併設する会議であり,
    セッションは情報セキュリティ (cryptographer)だけでなく,
    standards, secure web services など13セッションが並列に開催
    される非常に大きな学会である.

    今年度は,景気の悪さに SARS と イラク戦争の影響もあり,
    参加人数は2002年度と比べて半分ぐらいの大きさになったように
    思われる.


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