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    ”社会システムの応用に適したグループ署名に関する研究”


    グループ署名は,Chaumと van Heystによって提案された.
    グループ署名は,グループのメンバーが匿名でグループの代表として署名がで
    き,
    誰でもその署名がグループの署名であることを検証できる.
    しかし,不正や問題が生じた場合など,必要なときにはグループ管理者のみが
    署名者を特定することができる.
    グループ署名の署名方式にRSA署名をベースにする手法が提案されている.
    しかし,この手法は署名長が長くなるという問題がある.これに対して,グル
    ープ署名の署名方式に
    双線形写像を用いる手法が提案されている.
    双線形写像を用いる手法は,署名検証の計算量や署名長の効率が良い.
    しかしながら,双線型写像を用いた方式においても,署名検証の計算量
    が削除メンバ数に依存する問題が残る.
    そこで本研究では削除メンバーに依存しないような双線形写像を用いたグルー
    プ署名を提案する.
    この方式は,メンバーをサブグループに分けて管理する.サブグループに分け
    て管理することにより,
    署名検証の計算量はサブグループに属する削除メンバー数に依存する.
    


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