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セキュリティNEWS



  量子テレポーテーションに成功
Date: 2004-09-25 (Sat)
東大の研究チームが量子テレポーテーションを3者間で初めて成功したと発表した.
量子テレポーテーションは量子エンタングルの関係を持つ2粒子について,片方の粒子を操作すると,それに対応する変化がもう片方の粒子に瞬時におきることをいい,量子コンピュータの実現に応用できるという.

[2004年9月24日/日刊工業新聞, 日経産業新聞]

  脚光浴びる生体認証
Date: 2004-06-15 (Tue)
相次ぐ顧客情報漏洩事件。当事者となった企業は顧客や社会からの信頼を失い,その痛手は計り知れないものがある.重要情報をいかに安全に管理するか。そんな中,脚光を浴びている技術が指紋,声門,眼球の虹彩といった生体情報に基づき個人の特定を行う生体認証(バイオメトリクス)が企業や官公庁からの注目を浴びている.<br><br>[2004年6月15日/日刊工業新聞]

  日商エレ、米社製量子暗号化装置の独占販売権取得
Date: 2004-03-02 (Tue)
日商エレクトロニクスは米通信企業から量子暗号化装置の国内独占販売権を取得した。暗号化したデータを復元するのに使う鍵の情報を光の最小単位である「光子」と呼ばれる光の粒にのせ送信する。鍵の解析そのものが難しいうえ、解読を試みると光子が変形し不正行為を見抜ける。通信会社、メーカーに売り込み、2006年度に約20億円の売上高を見込む。
 販売するのは米新興通信企業であるマジック・テクノロジーズ(ニューヨーク)が開発した量子暗号化装置。マジック社は03年11月にVPN(仮想私設網)向け量子暗号化装置「Navajo(ナバホ)」を商品しており、日商エレは月内に国内で売り出す。

[3月2日/日経産業新聞]

http://it.nikkei.co.jp/it/news/hard.cfm?i=2004030107262j3


  クレジットカードの不正利用がなくなる?
Date: 2004-02-17 (Tue)
 NTTは、指で触れると本人かどうかを判定する指紋認証チップを開発した。薄型で消費電力が非常に少なく、クレジットカードやパスポート、家電などに組み込めば不正使用を防止できる。指紋の読み取りから照合・判定までチップが一括処理するため、指紋データが外部に漏れる心配がなくプライバシーの保護機能が高い。2005年をメドに実用化する。
 新チップは1.5センチ角で厚さ0.3ミリ。指で触れると表面のセンサーで指紋を読み取り、チップに登録してある指紋データと照合、同1人物かどうかを判定する。消費電力は10―20ミリワットで従来システムの100分の1。


http://it.nikkei.co.jp/it/news/index.cfm?i=2004021608435j0

  異なるプロバイダ加入者同士のIP電話利用が可能に
Date: 2004-01-29 (Thu)
1/28(水)の日経産業新聞の記事です.

28日からNTTコミュニケーションズとぷららネットワークスのIP電話網が繋がる. 話題先行だったIP電話が今後急速に普及する可能性がでてきた.

IP電話は2002年春のソフトバンクグループの会員獲得競争により注目された. これに対しNTTコム,ニフティなどプロバイダ各社は対抗グループを形成.

2002年秋以降に総務省がNTTコムに専用番号「050」を付与したことでIP電話の普及基盤が出来た.

KDDIはパワードコムや日本テレコムとIP電話網を相互接続,無料通話崎を拡大.これに対しNTTコムは距離に関係なく3分間8円のサービス拡大の動き.

NTTコムとKDDIは相互接続に向けて協議中.最多会員数をもつソフトバンクは動きなし.現在IP電話サービスは119番や110番などの緊急通報はかけられない.

http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/eigyo/media/index.cfm?i=e_ss107


  TDK製のCD-Rにカビが生える
Date: 2004-01-19 (Mon)
1/17(土)の日経新聞の付録「NIKKEIプラス1」に載っていた記事です.

2000年10月~2001年6月に台湾の工場で製造されたTDK製CD-R
「CD-R74」では, 長期間の保存により裏面に「カビのようなもの」
が広がり, 記録エラーが起きるようだ。

原因はCD-Rを収める袋(スリーブ)であった。スリーブは片面が
不織布, もう片面が半透明フィルムだが, このフィルムに混ぜた
「帯電防止剤」が盤面に作用したらしい.

記録エラーは単に表面の曇りが記録面に反射していたから.
「曇り」は, 水や消毒用アルコール, 市販のディスククリーナー
では除去できないが, 「無水アルコール」で拭けば除去できる.

  電子マネーを他人のクレジットカードで不正購入
Date: 2003-12-11 (Thu)
インターネット上の商取引に使われる仮想通貨「電子マネー」を他人のクレジットカード情報を使って不正に購入した事件が発生した。電子マネー購入の際、カード名義人が本人かどうか確認されないシステムの不備を突いた犯罪で、同センターは電子マネーを販売する大手数社に対策を講じるよう指導した。
安全なシステム構築の難しさを感じさせる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00001058-mai-soci


  クレジットカードのセキュリティが向上
Date: 2003-12-09 (Tue)
沖電気、ネット決済システムを開発
決済時に本人を確認するため、独自のパスワードを入力できる仕組みを採用した。ASP(ネット経由のソフトの期間貸し)サービスで提供、これを使うと短期間でカード決済を消費者に提供できる。第1弾として上新電機が同システムの利用を決めた。
「eクレ決済サービス」の名称でシステムを売り出す。
導入企業は専用システムを構築しなくて済む。ビザやマスターカード、ジェーシービーなど主要カード会社が推進する認証技術「3Dセキュア」に対応した。
企業もリアルタイムで本人確認できるなど面倒な手間を省ける。

http://it.nikkei.co.jp/it/news/index.cfm?i=2003120807732j0


  オンラインでの小額決済
Date: 2003-12-04 (Thu)
 米国ニューヨークでは、ウェブ利用者がオンライン・コンテンツを小額の料金で購入できるようにすることが話題になっている。
 すでに、小額決済(micro-payment)に関するビジネスを掘り当てようと、いくつかの企業が検討している。それらの企業の中には大手クレジット会社の米国のvisa社までもが含まれている。
 インターネットでの決済はクレジットカードを利用することが一般的であるが、100円以下のような小額の決済には手数料やコストがかかるため適さない。そこで、独自の技術でシステムを構築し「草の根」的な電子商取引を実現しようというのである。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000006-wir-sci


  MSの次期OS『ロングホーン』の海賊版登場
Date: 2003-12-02 (Tue)
マレーシアでは、大胆不敵な海賊版業者が、米マイクロソフト社のオペレーティング・システム(OS)ウィンドウズの
次期バージョン(開発コード名『ロングホーン』)の海賊版を、
本物の発売よりもはるかに先んじるかたちで、すでに販売している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00000004-wir-sci


  本日のトピックス
Date: 2003-12-01 (Mon)
1.Internet Explorer 6に新たな脆弱性--修正用パッチは未発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031201-00000001-cnet-sci

2.BIND 8に脆弱性
   BIND 8のネガティブキャッシュ機能に脆弱性があり、サービス妨害攻撃
   (DoS攻撃)を受ける可能性がある。
http://sunsolve.sun.com/pub-cgi/retrieve.pl?doc=fsalert%2F57434

3.GnuPG's ElGamal signing keys compromised
http://lists.gnupg.org/pipermail/gnupg-announce/2003q4/000276.html


4.廃棄パソコンへの知識不足が招いた事件を追う
http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/jiken/index.htm

  初のWinny使用者逮捕
Date: 2003-11-28 (Fri)
Winnyの使用者のみならず、開発者も家宅捜査をうけた。

http://www.accsjp.or.jp/news/031127.html


  保険を付帯させたセキュリティ製品
Date: 2003-11-27 (Thu)
個人情報漏洩賠償責任保険を付帯させたセキュリティ製品が近々販売される。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031127-00000024-inet-sci


  クローン携帯
Date: 2003-11-26 (Wed)
最近身に覚えの無い携帯料金の請求をされるということが増えている。
これは、携帯のID情報を記録している携帯内のICチップを不法にコピーし、ほかの携帯で使用することで不正使用をするものである。
携帯キャリアでは、コピーは不可能であるとしているが、現にある電波系雑誌にはコピーする方法が記述されており、現実的にクローン携帯が存在しうることを感じさせる。

記事の中の記述の中に以下のようなものがあった。

「その中で、業界最大手のNTTドコモは、「高度な暗号技術があるため」と、理由をコメントしました。」

このコメントからは、セキュリティには暗号技術だけではなく様々な要素を絡めて総合的に考える必要があることを意味していると感じさせる。

http://webnews.asahi.co.jp/you/special/2003/t20031022.html


  電子印鑑
Date: 2003-11-14 (Fri)
印鑑会社の電子署名における、電子印鑑が本格的に実用化される。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-00000217-nkn-ind


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