Date: 2000年9月28-29日
ISEC(情報セキュリティ研究会)は,電子情報通信学会の研究会の一つです。一年に複数回開催され(2000年は5回)、
その内の一回がJAISTで行われました。
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29日の夜には、近くの石川ハイテクセンターで懇親会も行われました。
日程は、9月29日、30日の二日間行われ、以下のプログラムを見ればお分かりの通り
セキュリティ、特に暗号理論に関する様々な発表が行われました。
JAISTからも二人が発表が行ないました。上の写真はその時の発表の様子です。
また、その他の研究室メンバーも全員参加し、プレゼンテーションを見たり、また、
発表の計時や受け付けなどを行いました。
> 「ID 情報を利用した On The Fly 署名」
>○岡本健、多田充、宮地充子
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>「New relation between FR-reduction and elliptic curve traces」
>A. Miyaji、○M. Nakabayashi、S. Takano(松下電器)
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ISEC'00(JAIST)プログラム
9月28日(木)
セッション1 13:00~14:40
1.領域分割によるステガノグラフィ - その1 -
眞野隆司(日本アイ・ビー・エム)
2.Artifact-metric Systems
○松本弘之(横浜国大/日本発条)、松本 勉(横浜国大)
3.高速簡易なメタ公開鍵スキームの提案
辻井重男(中央大)
4.ID 情報を利用した On The Fly 署名
○岡本健、多田充、宮地充子(北陸先端大)
セッション2 14:50~16:05
5.ブラインドグループ署名
○崔浩晢、菊池浩明、中西祥八郎(東海大)
6.An approximate scheme of oblivious transfer with probabilistic receipt
○廣瀬勝一、吉田進(京都大)
7.準ランダム資源利用環境下での公開鍵暗号の安全性
- 選択平文攻撃に対する強秘匿性および識別不可能性 -
小柴健史(通信・放送機構)
セッション3 16:15~17:30
8.効率的かつ安全性証明可能な公開鍵暗号方式
西岡 玄次、○佐藤 尚宜(日立)
9.公開鍵暗号 EPOC-3 および PSEC-3
○ 岡本龍明(NTT)、David Pointcheval(ENS)
10.New relation between FR-reduction and elliptic curve traces
A. Miyaji、○M. Nakabayashi(北陸先端大)、S. Takano(松下電器)
(懇親会 18:00~ 石川ハイテク交流センター)
9/29(金)
セッション4 9:15~10:30
11.MULTI-S01のパディングと安全性についての考察
○古屋 聡一、渡辺 大、宝木 和夫(日立)
12.ストリーム暗号の設計法と評価
○杉本浩一、力石徹也、森住哲也(東洋通信機)
13.FEAL-NXのソフトウェア実装
○ 大塚浩昭、植田広樹(NTT)
セッション5 10:40~11:55
14.ブロック暗号 Hierocrypt-3 および Hierocrypt-L1 の 強度/性能評価
○大熊建司、村谷博文、佐野文彦、本山雅彦、 川村信一(東芝)
15.共通鍵ブロック暗号 SC2000
○ 下山武司、屋並仁史、横山和弘、武仲正彦、 伊藤孝一、
矢嶋純、鳥居直哉(富士通研)、 田中秀磨(東京理科大)
16.128ビットブロック暗号Camelliaの実装評価
○市川哲也、松井充、中嶋純子、時田俊雄(三菱電機)、
青木和麻呂、神田雅透、盛合志帆(NTT)
(昼食 11:55~13:15)
セッション6 13:15~15:20
17.ブロック暗号Twofishの安全性について
○杉田 誠、上原一浩、久保田周治(NTT)、 古原和邦、今井秀樹(東大)
18.巡回Window法の楕円曲線暗号への適用
青木 和麻呂、○小林 鉄太郎、星野 文学(NTT)
19.コンテンツ配信システムにおける非対称不正者追跡法
渡邊 裕治、○駒木 寛隆、花岡 悟一郎、今井 秀樹(東大)
20.プライバシを考慮した投票プロトコルの一方式 -その(3):実験結果-
○山口浩、北沢敦(NECソフト)、木村隆幸(ワイ・デー・ケー)、
高橋肇、辻井重男(中央大)、 黒澤馨(東工大)
21.スタック検査機能を持つプログラムの制御フロー解析に基づくセキュリティ検証法
○伊加田恵志、新田直也、高田喜朗、関浩之(奈良先端大)
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