第6回目の暗号関連の学会である。アクセプト率は38/91(42%)であった。 毎年オーストラリアで開かれる学会であるため,オーストラリアからの論文が多いの はもちろんであるが(7),その他でも韓国から(8),日本から(7)とこの2ヶ国からの 発表が特に目立った.発表の内容に関しては公開鍵暗号系や署名から電子商取引,楕 円暗号に至るまで幅広かった.