- 参加者 : 宮地助教授
- 学会の様子
第3回目の RSA-conference で開かれる暗号関連の session である.
アクセプト率は 26/97 (27%) である.米国,UK,日本,韓国,
フランス,イタリア,ドイツ,ベルギー,デンマーク,カナダ,オーストラリア
の発表があった.米国からの発表が圧倒的に多く,日本からの発表は
2件であった.
MAC に関する安全性,鍵進化暗号関連,pairing ベースの暗号系の構築
に関する発表など,最近の流行のトピックを特定の分野に偏らず
発表している.
RSA 会議はセキュリティ関連の展示会場を併設する会議であり,
セッションは情報セキュリティ (cryptographer)だけでなく,
standards, secure web services など13セッションが並列に開催
される非常に大きな学会である.
今年度は,景気の悪さに SARS と イラク戦争の影響もあり,
参加人数は2002年度と比べて半分ぐらいの大きさになったように
思われる.
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