CRYPTO 2008 August 19-23, 2008

  1. 参加者: 宮地教授

  2. 学会の様子

    今年の参加人数は300人弱であり,若干,昨年より減ったと思われる. アクセプト率は 32/184 となっており,非常に難関の会議といえる. 今回は,全体的に理論から応用までバランスのとれた国際会議といえる. crypto には珍しい論文として,キーロックシステムという製品があるが その製品に実際にサイドチャネル攻撃を適応し,解読システムを作った という報告があった.理論的には新しいことは無いが,理論が実システム を実際に解読するという例である. 例年のランプセッションは全体的にラフな議論が行われるが 今回はかなりフォーマルなセッションであった.


[ back ]