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    ”確認者と署名者による対話型署名”


     否認不可署名は署名者の協力をもってのみ署名の検証をおこなうこ とのできる方式である。しかし、この方式は署名者の協力が得られなかった場 合署名の受信者にとってその署名は意味のなさないものとなってしまう。確認 者指定署名は否認不可署名のこの欠点を解決するものである。これまでに提案され ているほとんどの確認者指定署名方式は、署名者が確認者の公開鍵を用いて署名を おこなうことによって確認者を指定している。しかし、この署名生成法は確認者 の許可なく署名を生成できることを意味する。我々は署名者が署名を生成する際 確認者の許可を得る必要があると考え、確認者と署名者の対話をもってのみ署名生 成を可能とする対話型署名を提案する。


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